海上自衛隊最大の艦艇「いずも」の見学に行ってきました。
2018/07/06
私、実は「平成28年度海上自衛隊基地モニター」を海上自衛隊に委嘱されています。
海上自衛隊基地モニターとは、海自の各行事や装備見学に参加し、
その感想や意見等をレポートして海上自衛隊の今後の活動に生かすお仕事です。
そのモニター活動の一環として海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」の
見学に参加して来ました。
いわゆる航空母艦、略して空母のような艦容ですが、空母ではありません。
海上自衛隊の分類ではあくまでDDHヘリコプター搭載護衛艦。
巨大な格納庫と全通甲板と持ち、名前の通り固定翼機(戦闘機等)ではなく、
潜水艦を狩り出す哨戒ヘリ「SH-60J」やそのバージョンアップ版の「SH-60K」等を
最大14機搭載可能で、いずもが展開している海域に敵潜水艦が近づく事は
非常に難しくなります。
攻撃用のミサイルや大砲などは装備せず、最低限の個艦防禦兵装のみを装備し、
艦隊の旗艦、中枢機能を持つ、現在の海上自衛隊最大の水上戦闘艦です。
佐世保立神岸壁 7号岸壁に接岸しているいずも、巨大すぎてこの視点ではその特徴である
飛行甲板は見えません。海自最大の護衛艦らしく並の豪華客船ではかなわないような
巨大感があります。
内部の格納庫には巨大な空間が広がっていて、一般人見学者、プレス、海自隊員等、多くの
人が見学に訪れていました。搭載機は左、右手前のヘリがSH-60k、右手前がSH-60j
です。
艦橋から見た飛行甲板前半分、見えている部分だけでサッカーコートほどの広さです、
非常に巨大に見えますが空を飛ぶヘリコプターからは
海原に浮かんだ豆粒ほどにしか見えないそうです。
いずもの艦内神社。海自の艦艇の中には必ず縁のある守り神の神社が設置されています。
この艦の場合は島根県出雲市にある出雲大社の分社が祭ってあります。
最新鋭の科学の塊である海上自衛隊の護衛艦の内部に、古来からの信仰である神道の
神棚があるのは冷静に考えるととても奇妙な光景なのではないでしょうか?
と、こんな所でお時間が来てしまいました。物足りない諸兄の為に、今回のいずも訪問記は
後日バージョンアップ&ボリュームアップして今後完全版の公開を予定しております。
乞うご期待下さい。 それではみなさんまた明日。