安倍首相とトランプ大統領の初首脳会談

      2018/07/06

10日から今日まで安倍首相とトランプ大統領就任後初の首脳会談が行われ、先ほど安倍首相は帰国とのニュースが届きました。

トランプ大統領はホストとして最大級の敬意をもってもてなしてくれ、二人は信頼を深め合ったと報道されています。まずは何はなくとも信頼醸成から、といった所でしょうか。

 

トランプ米大統領夫妻と安倍晋三首相夫妻は10日、共に大統領専用機「エアフォースワン」で南部フロリダ州パームビーチの空港に移動、トランプ氏の別荘がある「マールアラーゴ」で夕食を共にした。トランプ氏は別荘までの道を大統領専用車で相乗りする計らいを見せ、友好を演出した。(産経ニュースより引用)

ホワイトハウスで会談の後、海兵隊大統領専用ヘリコプター「マリーンワン」に搭乗しワシントン空港まで移動、

 

そのまま米空軍大統領専用機「エアフォースワン」に乗り継ぎフロリダパームビーチ空港へ

 

パームビーチ空港からは大統領専用車「ビースト」に同乗して大統領が所有するゴルフ場へ到着、

 

 

27ホールに渡ってゴルフを楽しんだそうです。

 

日本の首相が米大統領専用機に同乗するのは2006年のブッシュ元大統領(Jr)と小泉純一郎元首相以来。特に大統領専用機「エアフォースワン」では米軍事機密の塊である当該機のコクピットまで案内するという破格の信頼を示してくれています。

 

それに先立つ10日午前、TVでは報道されていないある出来事があります。

訪米中の安倍晋三首相は10日午前(日本時間10日夜)、ワシントン郊外のアーリントン国立墓地で無名戦士の墓に献花した。ワシントンは前日に一時雪が激しく降るなど気温が下がり、この日も厳しい寒さの中、安倍首相は厳粛な表情で祈りを捧げた。(産経ニュース・ネット版より引用)

この時、安倍首相が君が代演奏と米4軍儀仗(陸、海、空、海兵隊)を受け、はためく日の丸の元、無名戦士の墓に献花している姿がネットニュースとして取り上げられています。日本国総理大臣に対する最高の礼を示していると見受けられます。

 

ちなみに米5軍(陸、海、空、海兵隊、沿岸警備隊)の儀仗を受けたのは英エリザベス女王、ローマ法王、そして日本の昭和天皇だけだったといわれています。

日米首脳の初会談が成功裏に終わり、まずは一安心ですね。二人の親密な関係が両国に安定と発展をもたらす事を祈ります。

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