プラモデル「佐世保軍港」製作記 その1資料収集編

      2018/07/06

先日、プラモ屋さんへ行きました所、面白いアイテムがありました

フジミ模型 1/3000 集める軍港シリーズ No.2 佐世保軍港

 

「ずいぶんとニッチな・・・誰が作るんだこんなもん」と思いつつ「待てよ、こいつは俺が作らず誰が作るんだ!待ってろ、俺が救い出してやる!」と血迷っt思い直して購入。

現在のSSK佐世保重工業の戦前の姿である佐世保海軍工廠の第一船渠~第七船渠のドック群が緻密にモデリングされています、もともとは80年代に一度発売されていたものを新規金型で再販した物のようです。

 

さて買って参りましたが、すぐには作り始めません。まずは資料を収集します。せっかくモデルとなった場所が近くにあるのだからじっくりと参考にさせてもらいましょう。

というわけでやってまいりましたSSK。バイパスのセブンイレブン前の第4ドック付近に見学スペースがあるので、資料写真を撮影します。

長年の潮風で鉄錆の赤茶けた風合い、使い込んだクレーン群、油汚れも目立ちます。現在でもこうなのだから、当時もこんな感じだったんだろうなと思いを馳せる。

次は図書館で当時の航空写真を漁ります、さすが軍港、なかなかしっかりと写った写真が見つからない、唯一見つかった写真をコピーしてゲット!第5船渠付近にガントリークレーンがあった事に気づきました。これはキットに入っていないので自作する事にします。

 

youtubeで戦後すぐに米軍が撮影した航空映像や他の軍港の写真もイロイロと探しました。やはりカラーの資料は貴重です、といっても焼け野原の上やっぱり赤茶けてます。

 

ずいぶんと資料が集まってきました。

キットをそのまま作ってもつまらないので、所々小改造を施す事にします、

1、山を緑で塗装してもいいのですが、それではちょっと物足りないので、人工芝を葺く

2、キットにない部分を自作、建物の増設、ガントリークレーン、煙突などを作る

3、ドックは全て注水されている状態なので、一つだけ改造して乾ドックにする底を作って、そこに一隻船を置く、船は水面下の赤い部分が無い物なので、これも作る。

とこのような目標を立て、いざ佐世保軍港建設開始です。

 

次回に続く!

 

 

 

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